こんばんは。
本日から呼吸に突入しました。
頸動脈小体反射の話から酸塩基平衡に入り、呼吸では外せない呼吸曲線などを講義しました。
ラストは外呼吸であるガス交換から酸素解離曲線を扱います。
神経、循環もオンデマンドで見られる状態にしています。
しっかり復習しながらも今の講義についてきてください。
このブログのカバー画像は第52回理学療法士国家試験午前問3です。
動脈血ガス分析の結果を表に示す。正しいのはどれか。
1.呼吸性アシドーシス
2.代謝性アルカローシス
3.共用基準範囲
4.代謝性アシドーシス
5.呼吸性アルカローシス
pHは7.35~7.45の範囲内か?
PaCO2は40㎜Hgより大きいか、小さいか?
HCO3-は24mEq/Lより大きいか、小さいか?
どっちが原因変化でどっちが代償変化か?
この4つを確認すると正解を導けます。
pHは7.35~7.45の範囲内か?→7.473なので大きい→アルカローシスである。
PaCO2は40㎜Hgより大きいか、小さいか?→33.4㎜Hgなので小さい→原因変化か?
HCO3-は24mEq/Lより大きいか、小さいか?→22.8mEq/Lなので小さい→代償変化か?
どっちが原因変化でどっちが代償変化か?→上記推論で妥当である
故に正解は5.呼吸性アルカローシス
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